会長あいさつ
新たなステージへ挑む情報サービス産業
一般社団法人 長野県情報サービス振興協会
会長 神澤鋭二

明けましておめでとうございます。皆様方におかれましては輝かしい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。また、旧年中は、NISAの活動に対し、多大なるご支援・ご協力を賜り心より御礼申し上げます。
昨年の日本経済は、継続的な賃上げや好調な企業業績を背景とした設備投資の増加などにより、堅調に推移した年となりました。今後も内需を中心とした底堅い成長が期待される一方で、各国の通商政策の変化や地政学リスクの高まりにより、先行きの不透明感は増しています。こうした環境下、企業の持続的成長と競争力強化に向けて、デジタル技術の活用があらゆる産業で本格化しています。
生成AIは、実証段階から実用段階へと移行しており、情報サービス産業にも大きな変革をもたらしています。また、データ利活用やクラウド活用が加速する中で、サイバー攻撃のリスクも高まっており、セキュリティ対策の高度化が喫緊の課題となっています。情報サービス産業には、これらの先進技術を活用し、ユーザ企業のビジネス変革を伴走支援する真のDX パートナーとしての役割が強く求められています。
当協会(NISA)は、長野県内の情報サービス産業の健全な発展と産業の情報化を推進し、地域社会の活性化に貢献することを目的としています。昨年3月には、経済産業省より「DX 認定事業者」として認定されました。これは、当協会が自らDXに取り組む組織として、戦略やビジョンの明確化、情報発信、体制整備などを推進してきた成果であり、これを契機に、県内産業のDX 推進をリードする存在として、より一層の責任と使命を果たしていく所存です。
長野県では、信州ITバレー構想やコンソーシアムを活用したITビジネス創出支援など、デジタル社会を支える人材育成と産学官連携による価値創造が着実に進んでおります。当協会としても、「NISAビジョン」および「DX 推進戦略」に基づき、生成AI やサイバーセキュリティといった先進技術に関するセミナー・講演会の充実、実践的な人材育成事業の強化など、時代のニーズに即した取り組みを積極的に展開していきます。これらの活動を通じて、会員企業の皆様とともに県内情報サービス産業の発展と地域社会の活性化に貢献してまいります。本年も変わらぬご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
最後になりますが、NISA 会員各社の益々のご発展と社員の皆様のご多幸、ご健勝を祈念申し上げ、新年の挨拶とさせて頂きます。
(2026年1月16日発行 NISA news Vol.108 年頭のご挨拶より)
