会長あいさつ
AI技術の進化と情報サービス産業の変革に向けて
一般社団法人 長野県情報サービス振興協会
会長 神澤鋭二

NISA会員の皆様、こんにちは。2026年度通常総会の開催にあたり、一言ご挨拶申し上げます。
本日は、ご多忙中にもかかわらず、本総会に多くの皆様にご出席頂き、誠に有難うございます。また、長野県産業労働部産業立地・IT振興課長 蔵之内様におかれましては、大変お忙しい中、ご出席頂き重ねてお礼申し上げます。
本日の総会では、昨年度の事業報告/収支決算と今年度の事業計画/収支予算の議案のほか、第3号議案として「理事改選(案)」を上程しております。十分にご審議を頂いた後に、ご承認を賜りたく、何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、中東情勢の悪化など世界経済の不確実性が続く一方で、IT分野ではAI技術の急速な進化により、大きな変革期を迎えています。ChatGPTをはじめとする生成AIが社会に浸透してから約3年が経過し、AI技術は単なる支援ツールから、自律的に判断し行動するエージェントヘと進化しつつあります。この変化は、情報サービス企業のビジネスモデルや提供価値そのものを根本から変える可能性を秘めており、我々に対する期待や求められる役割も大きく変化しています。
当協会(NISA)は、長野県内の情報サービス産業の健全な発展と産業の情報化を推進し、地域社会の活性化に貢献することを目的としています。このような場で繰り返しお話ししていますが、多くの企業がDXを推進する中、期待される役割を果たしていくためには、先進技術への対応力を高め、顧客企業の課題解決に伴走し、新たな価値創造に取り組むことが不可欠です。単なるシステム開発者ではなく、デジタル技術を活用した企業変革のパートナーとして、顧客や社会から信頼される存在へと進化していくこと。これが、我々情報サービス企業に求められています。
これまでも、当協会では「DX実現に向けた他機関との連携事業」や「県内のデジタル人材育成に向けた取り組み」などを積極的に進め、DX認定事業者としての活動を展開してきました。今後も、「NISAビジョン」の実現に向けて、新しい時代に相応しい情報サービス産業の発展と地域社会の活性化を目指してまいります。本年度も様々な取り組みに積極的に挑戦していきたいと存じますので、引き続きご支援・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
本日は、総会終了後の16:00から講演会、その後に懇親会を予定しております。講演会では、信州大学工学部教授 和崎様に、「生成AIからAIエージェントヘ:自律型AIが変える企業システムの実装と戦略」というテーマでご講演頂きます。最新の技術動向と企業システムヘの実装について、貴重なお話を伺えるのではないかと楽しみにしております。
最後になりますが、本日お集り頂いた皆様、並びにNISA会員の今後の益々のご発展とご健勝を心から祈念致しまして、私からの挨拶とさせていただきます。
(2026年5月20日 2026年度通常総会より)
